“人材は人財” 株式会社イデアのブレない健康経営
『一生涯活躍できるエンジニア』をモットーに静岡県に本社を置き、エンジニア派遣や受託開発を行っている、株式会社イデア。2006年の創業から今日まで順調に従業員数を伸ばし続けてきました。
しかし、従業員の増加に伴い、健康面での課題や不安を抱える従業員も増えてきたそうです。
そのような状況の中、どのように健康経営を推進し、グッピーヘルスケアを導入いただいたのかお話を伺いました。
株式会社イデア
- 本社所在地
- 静岡県
- 業種
- 技術者派遣・受託開発
- 従業員
- 約350名
- 体制
- 健康経営担当役員:大石様 健康経営責任者:大熊様 現場対応スタッフ:川端様
グッピーヘルスケア導入の目的・背景
歩数イベントを盛り上げ、管理を効率化するため
健康経営を進める上でより従業員の健康をトータルサポートするため
グッピーヘルスケア導入の決め手
総合的に最も優れていると感じたため
ウォーキング機能・コスト・Amazonギフトカードでの還元・食事記録など多機能
グッピーヘルスケア導入後の成果
歩数イベントの参加者は数倍に、管理工数も激減
平均歩数も伸び、従業員間の会話でも健康が語られるなど、健康意識が向上
- 目次
健康経営優良法人認定への取り組みの背景
健康経営優良法人取得の背景について教えていただけますでしょうか?
株式会社イデアでは、創業以来『一生涯活躍できるエンジニア』をモットーに、”人材=人財”を謳って来たため、従業員が健康で長く働き続けるための心配りをしてきたつもりでした。
しかし、そういった従業員への健康への心配りを対外的に発信していませんでした。そんな中、健康経営優良法人認定制度はその証明に役立つのではないかと感じ、認定取得に向けて動き始めました。
健康経営優良法人認定への取り組みの背景

認定要件を調べる中で、困難や障害に思えることはなかったのですか?
まずは経産省の認定要件を読み込み、株式会社イデアが元々取り組んできた施策と照らし合わせました。
健康経営優良法人2022(中小規模法人部門)認定要件

調べた中でわかったことは、株式会社イデアで既に取り組んでいることを微調整すれば、健康経営優良法人の認定の取得自体は難しくないということです。
株式会社イデアでは、健康経営優良法人の認定取得を目指す前から
- 管理表を用いた健康診断の受診管理と必要に応じた健康診断受診勧奨
- 定時退社日の設定
- 従業員のメンタルヘルスの定期的チェック
- 有給取得率向上に向けた取り組み(後に詳述)
- 年1回の全従業員が一同に会する運動会の開催
- 懇談会
などを行ってきました。
元来、株式会社イデアでは普段は離れ離れで働いている従業員が多いだけに、「株式会社イデアで働いて良かった」と思ってもらえるように 従業員の健康や気軽に相談できる、従業員同士のつながりをつくってもらいたいという思いが上記の施策につながっていました。
これらを微調整することで、外部サービスなどを利用することなく健康経営優良法人の認定を取得することができました。
しかしながら、目的はあくまでも健康経営優良法人の認定取得ではなく、従業員に実際に健康になってもらうことです。
歩数イベントで感じた独力でオペレーションする限界
株式会社イデアとしては、健康経営優良法人の認定を受ける事が出来ましたが、従業員ひとりひとりにいっそう健康への意識を持って欲しいという思いから歩数イベントを開催する事にしました。
まずは、社内で一斉に通達し、歩数ランキングの上位者には図書カードを進呈する企画を立てました。
実は、この運営がなかなか大変だったんです。
まず、参加者が集まらない。全社で約350名(開催当時)の従業員が在籍していたのですが、公表するのがはばかれるぐらいの人数しか集まりませんでした。
加えて、ランキングの集計作業の煩わしさです。
株式会社イデアでは多くの社員が、派遣社員として働いているため、普段から会う機会はありません。
そのため、独力で歩数イベントを運営するにあたって、参加者の歩数データをスクリーンショットでもらい、手作業でEXCELに入力し、取り纏めを行いました。
この集計作業が、想定以上に大変でした。
幸い歩数イベントへの参加者が少なかった為、何とか対応は出来ましたが、これが大人数になったときにはとても対応できないと痛感しました。
さらに、集計作業に手間がかかるためイベントの途中に歩数ランキングを参加者に知らせてあげることができませんでした。
そのため、歩数イベント参加者は途中で自分がランキングの上位にいるのか下位なのかわからないようになっていました。これもイベントを盛り上げる観点からはよくなかったなと感じています。
ツールの導入の検討を開始
第1回の歩数イベントは、想像以上に大変でしたが、歩くこと自体が簡単にできて健康によい影響を与えるものであることはわかっていたので、ここではじめて他社の提供するツールに目を向けはじめました。
経営者層にも現場の苦労を伝えていたこともあり、ツールの導入を前向きに検討してくれることになりました。
まず最初は、歩数イベントの開催に適したツールを探し始めました。
歩数に関するツールやアプリを探し、片っ端から資料請求をして調べました。
調べている中で、他社が提供するツールやアプリにも歩数に特化したものやそれ以外の機能を持つものなどがあることが分かってきました。
グッピーヘルスケア導入の決め手
ツールの導入に当たっては、グッピーヘルスケア以外にも健康アプリを提供する5社を検討しました。
その中で検討に当たって重視した評価軸は以下の3点です。
- ウォーキング機能があるか(必須)
- コスト(導入のためのコスト・毎月の運用コスト)
- 会社の人事・総務部の運用にかかる負担の少なさ
比較すると総合的にグッピーヘルスケアが最も優れていると判断しました。
ひとつひとつ列挙すると、
①ウオーキング機能についてはランキング機能など他社と比べて遜色ない機能があった点
②利用者はアプリ上でランキングなどを確認でき、ほとんど運用者として工数がかからない点
③歩数以外にも食事の記録などの健康活動にポイントが付き従業員の健康をトータルでサポートできそうだと感じられた点
④1ポイント=1円で500ポイント以上貯まった時点で、Amazonギフトカードへの還元が可能なため、獲得したポイントが無駄になりづらい点
特に歩くこと以外にもポイントが付くことは、緊急事態宣言発令下の東京で外出を制限している社員にとっても公平性を担保できる点がよかったです。
グッピーヘルスケア導入後の成果
導入にあたってアプリの設定方法に少しわかりづらい点もありましたが、元々エンジニア系派遣会社という事も有り、詳しい従業員が他の従業員に率先して設定してあげるなどして使ってくれました。
導入してまだ半年経過していませんが、積極的に歩いている社員の中からは歩数の話題がでるなど、意識の変化を感じています。
グッピーヘルスケアの導入後の歩数イベントは数倍の規模に
グッピーヘルスケアを導入してから新たに歩数イベントを行いました。すると前回と同じ周知方法であったにもかかわらず数倍の参加者が集まりました。
しかも今回は歩数もランキングもグッピーヘルスケアが自動集計してくれるので人事部の運用の負担も大幅に減りました。
開催期間中は明らかに歩数が伸び、従業員の健康に貢献することができたと感じています。
ユーザーからの視点-グッピーヘルスケアを使ってみて
グッピーヘルスケアを使って日々の生活に変化はありましたか?
歩数を自然と意識するようになりました。平日は通勤で結構歩いている実感があったのですが、土日はほとんど歩いていませんでした。けれども今まで車で出かけていたところへも少しの距離であれば歩くようになるなど、そういう点については明らかに生活習慣が変わったなと思います。
もう一つよく使っている機能は食事の記録です。
実はこれを私は自分の食事ではなく、子供の食事の記録に使っています。母親になるとやはり自分のことより子供のことが気になるもの。
毎日子供に「どんなものを食べさせているかな?」と食事の履歴を写真で一覧で見れるので栄養バランスを調整するのに重宝しています。
巡り巡って自然と同じものを口にする自分自身の栄養バランスを整える効果があるのかなと思っています(笑)
他の従業員にから聞いたグッピーヘルスケアの感想もあわせて紹介します。
50代男性の回答
最初、アプリの設定がイマイチわかりませんでした。しかし、いち早く設定を完了させていた同僚のエンジニアから教えてもらいました。
設定さえ完了させてしまえば、アプリ自体は直観的に使えてとくに迷うことはありませんでした。
40代男性の回答
単身赴任で家族と離れて生活しているので、何かあった時も自分自身で対処しなくてはいけないという緊張感を持っています。
その中で、グッピーヘルスケアの機能のひとつで近くにある医療機関をGoogleマップ上で一覧で見れる機能は気に入っています。
最寄りの医療機関をスマホ上で確認して、グッピーヘルスケアから直接電話をかけることもできるので、何かあった時のための心の保険になっています。

今後の目標
株式会社イデアでは健康経営優良法人の認定取得のみを目標にしているのではなく、従業員に本当に健康になって欲しいと思っています。
その目標に対してはまだまだ道なかばだと思っています。
グッピーヘルスケアも元々健康に興味があった社員は喜んで使っていますが、より健康に関心のない社員に対して巻き込みを強化していき社員の生活により浸透させていきたいと思っています。
また株式会社イデアでは働き方改革にも取り組んでおり、有給休暇をとりやすいように仕事の属人化を減らし、月に4日以上NO残業デーも実施しています。
過度に健康経営というカテゴリーにこだわり過ぎるのではなく、
『一生涯活躍できるエンジニア』をモットーに”人材は人財である”という考えから、
「本当に従業員にとって健康的に働きやすい職場をつくれているか?」
という観点でこれからも取り組んでいきたいと思っています。
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