健康経営に役立つサービス

健康経営に役立つサービス

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従業員の健康管理を企業の課題と捉え、戦略的に取り組む「健康経営」。従業員がすこやかに働くことで、経営面にも良い効果が期待できます。
ここでは、健康経営に役立つサービスを導入するメリットやサービスの選び方、種類などを紹介。健康経営の実現をサポートするさまざまなサービスを、総合的に紹介します。

1. 健康経営に役立つサービスとは

健康経営に取り組む意思はあっても、「何から始めたらいいかわからない」「従業員の健康をどう管理すればいいかわからない」など、準備や運用の仕方に悩んで実施に至らない企業は少なくありません。 健康経営に役立つサービスは、IoT技術や健康に関するノウハウを活かして、健康経営を実施したい企業の悩みを解決するものです。

2. 健康経営サービスを使うメリット

健康経営サービスを使うと、企業にはどのようなメリットがあるのか、具体的に紹介します

健康経営サービスを使うメリット

2-1. 健康経営の運用を効率良く行うことができる

健康経営は、企業によって課題が異なることから、残念ながら正解は存在しません。常にベストな方法を模索していくことが大切ですが、自社内ですべてを進めていくとなると、担当者の負担がどんどん増えてしまいます。
そこで、健康経営施策の一部を外部に依頼したり外部サービスを使ったりすることで、健康経営の導入から運用まで効率良く行うことができ、社内の工数も抑えられます。

2-2. 健康経営優良法人の取得に活用できる

優良な健康経営を実践している企業は、経済産業省の「健康経営優良法人」として認定され、企業価値を高めることができます。
何から手をつけるべきか悩んでいる場合は、健康経営サービスを利用して実績を作ることから始めることをおすすめします。

2-3. 従業員の健康管理がしやすくなる

従業員が多いと、健康診断結果の管理だけでも一苦労です。ましてや、一人ひとりの体の状態をリアルタイムで把握することは、人力ではとても実現できません。 健康経営サービスによる適切なツールを使えば、従業員の身体活動の状況などを簡単に計測して状態を「見える化」することができ、管理がしやすくなります。

3. 健康経営に役立つサービス選定のステップ

健康経営に役立つサービスはさまざまありますが、どのようなステップで決めていくのが良いのでしょうか。次に挙げるようなステップを踏むと、サービス選定がしやすくなります。

3-1. 自社の健康課題を明確にする

健康経営に役立つサービスを選ぶ際には、最初に自社の健康課題を明確にすることが大切です。自社の従業員に、どのような健康課題があるのかを整理します。
例えば、デスクワークが基本で座っている時間が長いなら、肩こり、腰痛、運動不足に伴う肥満などが考えられます。単身者が多いなら、食事のバランスに問題があるかもしれません。

3-2. サービスの特性や内容を理解し、自社の課題に合うものを選ぶ

出てきた健康課題に沿って、サービスをいくつかピックアップしましょう。各サービスの特性や内容を比較検討し、自社の課題の解決に最も役立つサービスを絞り込みます。

4. 健康経営に役立つサービスの種類

健健康経営に役立つサービスには、下記のように大きく3つの領域に分けられます。

4-1. 健康状態を可視化するサービス

健康状態を可視化するサービスとして代表的なのは、従業員全員に受診義務がある健康診断や、従業員50人以上の事業場で義務づけられているストレスチェックです。 中でも、定期健康診断受診率100%は、健康経営優良法人の認定を受けるための要件のひとつであり、徹底して取り組む必要があります。
このほか、健康管理システムやヘルスケアアプリなどが、従業員の健康状態の可視化に役立ちます。

4-2. 食生活をサポートしてくれるサービス

健康的な生活を送る上で、バランスの良い食事は非常に重要です。従業員に単身者が多い、外食をする人が多い、不規則になりがちな業務であるといった傾向が把握できる場合は、社食など食生活をサポートしてくれるサービスが有効です。

4-3. 運動の促進に役立つサービス

スポーツジムなど、従業員の健康促進に直接役立つサービスと法人契約を結び、福利厚生の一環にします。スポーツジムの利用料金を経費として計上することで、節税にもつながるでしょう。

5. 健康状態を可視化するサービスの例

従業員の健康状態を可視化するサービスのうち、ここでは「健康管理システム」と「ヘルスケアアプリ」について紹介します。

5-1. 健康管理システム

健康管理システムは、従業員の健康を一元管理し、状態を可視化しやすくするものです。主な機能に、「健康診断管理」「ストレスチェック・面談管理」「過重労働管理」などがあります。
特に健康診断は、企業にとって必須事項でありながら、検査を推進する担当者の負担が大きかったり、予定管理が面倒で受診しない従業員がいたりと、思うように推進・管理できていないケースは少なくありません。
健康管理システムを導入することで、健康診断の管理や受診の促進がシステム化でき、管理者の業務も効率化が見込めます。

5-2. ヘルスケアアプリ

ヘルスケアアプリでは、下記のような登録者の健康データを記録し、管理することができます。

歩数など運動の記録
ヘルスケアアプリでは、登録者が1日に歩いた歩数や速さ、消費カロリー、ジョギングの距離、筋トレの結果といった、運動の記録を行います。運動の記録を可視化することで、従業員に運動不足を自覚させる効果も期待できるでしょう。
バイタルサインや生活の記録
ヘルスケアアプリの機能には、脈拍や血圧、呼吸といった生命に関わるサイン(バイタルサイン)が記録できるものがあります。バイタルサインのほか、睡眠時間、体重といった生活の記録・管理をします。

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