東京都台東区に本社を置き、幅広い分野に用いられる多種多様なモーターを世界中にお届けするオリエンタルモーター株式会社様。イベント開催が16回目となる今回、初めて全社でアプリを活用したウォークラリーイベントを開催いただきました。初めてのアプリ導入でどんな苦労や気づきがあったのか？担当の小田切様、熊谷様、武藤様、今野様、渡辺様の5名にお話を伺いました。

ウォークラリーを開催した目的・背景について教えてください

ウォーキングは年齢問わず誰でも簡単に取り組めることから、当社では2007年より毎年拠点ごとにウォーキングイベントを実施しています。毎年参加率は非常に高く、今では８割の従業員が参加して各地で盛り上がっています。健康経営を推進する中、イベントに楽しく参加することにより、従業員の運動習慣の意識を高め、少しでも個々の健康増進に繋がればよいなと思っています。

参加率が非常に高く素晴らしいですね！今年はどのようなイベントを実施されましたか？

共済会設立35周年のイベントとして、全社規模でウォークラリーを開催しました。ルールは例年と大きく変わらず、エントリー制で2か月間実施しました。

期間

2022年10月～11月の2か月間

内容

チームまたは個人で、1日当たりの平均目標歩数を設定
アプリが利用できない方はExcelで管理

チーム分け

歩数のレベル別に仲間を募ってエントリー
1名～数十名のチームがありチーム規模は様々

景品

参加賞や達成賞として健康に良い自然食品をプレゼント

もともとイベントが好きな社風であるという点と、今年は共済会の周年イベントという点もあり、過去最高の89％の従業員が参加しました。

毎年の恒例行事ということですが、今年はなぜアプリを利用されましたか？

今年は全社規模での開催となるため、参加者が一体となってより楽しめる形で開催したいと思っていました。また、拠点ごとに開催していた時は、拠点の担当者がExcelを使って歩数の集計を行っていました。毎年全体で300を超えるチームがエントリーをしているので、その集計作業を本社事務局ですべて担うとなると、アプリなどのツールを使わないとパンクするなと・・（笑）以前から健康アプリ自体にも関心があったため、イベント開催が決まった時点でアプリの利用を検討しました。

グッピーズのウォークラリーを選んでいただけた決め手は何ですか？

従業員の多様な健康課題を、運動・食事・睡眠など16種類以上の機能でサポートできる点です。特定の機能に特化せず、「運動する」「禁煙する」「食事に気を付ける」など個々に課題を見つけて取り組んでもらいたいという思いがあり、他社アプリも検討しましたがこんなに多機能なのはグッピーヘルスケアだけでした。
また、当社は事業所勤務の従業員も多く、スマートフォンを常に持ち歩くことができない環境の人もいるので、歩数を後から追加できる点もよかったです。

初めてアプリで開催して、運営側としての感想はいかがでしたか？

一番驚いたのがリアルタイムで全国の参加者のランキングが見れることです。これが想像以上に参加者のやる気を煽りますね（笑）今まではExcel管理だったため、最終結果が発表されるまで他チームの結果は見ることができませんでした。アプリではリアルタイムで歩数が反映されるため、ランキングにかなり刺激されて競い合っていた社員が多かったのではないかなと思います。「意外なあの人がこんなに歩くんだ・・！」と日常の姿とのギャップを知る機会にもなりました。
また、健康アプリ自体の利用が初めてだったため、当初は個人のスマホを利用することに抵抗を感じる人もいるのではと考えていました。しかし、参加者の6割はアプリを利用してくれ、「意外と抵抗なく使ってもらえるんだな」という気づきにもなりました。次回もアプリを利用したいという従業員が多くいるのではないかと思います。

運営する中で苦労された点がありましたらお聞かせください。

初期登録時にマニュアルを見ずに登録してしまう人が多数いたため、正しく登録されているかの確認作業に時間がとられてしまいました。また、開催中は機種変更した人の対応などで少し手間取ってしまった部分もあります。逆に、各拠点の総務担当は例年の集計がなくなったためその点は良かったです。初めての取り組みだったため、今後は事務改善をすれば効率が上がっていくと思います。

参加された従業員の反応はいかがでしたか？

「楽しい」や「コミュニケーションが増えた」という声をよく聞きました。毎朝ウォークラリーの話題から始まったり、久しぶりに会話をする人と「歩数すごいね！」とウォークラリーに関する会話をしてから本題に入るなど、他拠点の人との共通の話題にもなりました。車通勤者が多いエリアの事業所では、アプリで他の人の歩数をみて負けてられないと、帰宅後に散歩を始めたり、犬の散歩でいつもより多く歩いたり、中には休日に約60キロ歩いた人もいたようです。
また、特定保健指導対象の方の中で、アプリの個人順位で上位に入るほどのウォーキングを行い、生活習慣の改善を行った結果、見事目標体重を達成したというエピソードもありました。

ウォークラリーを開催してどのような結果・成果が得られましたか？

アプリの導入目的として、

• ランキングをリアルタイムに確認することで切磋琢磨してほしい
• チームメンバー間でのコミュニケーションを増進したい
• 歩数管理だけでなく、その他の健康管理（体重、食事、睡眠等）にも意識を向けてもらいたい
• 事務局側での歩数集計の手間を減らしたい

を掲げていましたが、特に「切磋琢磨」「コミュニケーション増進」という点で大いに目的を達成できたかなと思います。また、昨年のイベント結果と比較したところ、今年のイベントで歩数が増えた従業員も多くおり、これもアプリを利用した効果かなと感じています。

今回の結果を踏まえた今後の方針はありますか？

ウォーキングイベントは継続して実施していきたいなと思います。今回特に健診の数値が気になる世代の方に積極的に参加いただけた印象がありました。歩くことは年齢関係なくハードル低く取り組めるため、今後もイベントを通して従業員の健康意識を醸成していきたいと思います！

ありがとうございました！