富山県富山市内にある自動車販売や整備点検サービスを行っている、富山県内の地域に根ざした企業、トヨタモビリティ富山株式会社様。今回はご担当者の長谷川様をはじめ、参加者の方にもお話を伺いました。

今回2回目の挑戦ですが、ウォークラリーに参加したきっかけを教えてください

（担当：長谷川様）参加したきっかけは、所属している富山県自動車販売店健康保険組合様からのご紹介ですね。前回参加して、社内で盛り上がったので今回も参加させて頂きました。
2回目となると参加人数も増え、どんどん輪も大きくなっている実感があります。アプリを活用して3年目になりますが、1年目は特に普段運動習慣がある方が中心に参加していました。当初、それ以外の方を上手く巻き込むことが出来なかったんです。その反省をうけ、二年目は、集団で行う、拠点やチームの要素を取り入れたことにより、多くの方を巻き込むことに成功しました。今年は特に、健康づくり推進員の方にも協力頂き、皆さんに定着してきた印象があります。ママさん世代の方にも参加いただけるようになり、他の方にも良い影響が出ています。影響力のある方が参加されると、これまで興味が無かった方も「なにかやらなきゃな」という雰囲気が出てきますね。
※トヨタモビリティ富山株式会社は健康保険組合向けの健康ポイントサービスを加入事業所様として利用中

また今年は代表の品川社長が、社内報で「健康経営優良企業の実現」を掲げられたんです。今年度の会社方針の中に、健康に関する項目があり、担当者としても積極的に取り組まないと、という意識になりました。従業員にとってもやはり経営者の発言は大きかったかなと感じますね。

ウォークラリーは2回目の参加で飽きてしまったり、マンネリ感は無かったですか？

（参加者の皆様）実は今回のほうがより、モチベーションが高いですね。ライバルを見つけたので！いつも前後の方がいて・・その方に抜かれまいと励んでいます。こうアプリで順位が見える化されていると負けたくない気持ちが出てきて、結構意識しちゃいますね。1回目とは違う楽しみ方もあり、飽きはありませんでした。あと社内ではウォークラリー以外にも「健康チャレンジ企画」として色々健康に関する取組を企画してくれているんです。

健康チャレンジ企画とは？

（担当：長谷川様）4月から11月にかけて、生活習慣改善を目的に、喫煙/運動/食事/飲酒について取り組みを行っています。まずは拠点毎に「健康づくり推進員」を任命しました。その推進員の方を中心に、社員全員に健康チャレンジ宣言をしていただくのです。喫煙についてであれば、卒煙や本数を減らすなど・・
運動面では1日平均6,000歩など、合計10あるうちの宣言項目の中から選択していただきます。6月から9月にかけてはウォークラリーの他に、様々な健康セミナーを用意しました。卒煙セミナーや、ヨガ・瞑想セミナーなど。また参加しやすいようにオンライン（Zoom）での開催も行っています。そしてモチベーションアップのために、宣言した健康チャレンジを実施、報告いただくことで豪華景品も用意しています！

健康づくり推進員の方がウォークラリーの参加周知を進めていただいたと聞きました。何か苦労された点はありますか？

（健康づくり推進員の皆様）実はそんなに無くて。皆さんもともとアプリをつかっていらっしゃる方も多く、抵抗感無く登録を進めてくださいました。2回目でもあったので、楽しんで進んで登録してくださった印象があります。一部登録につまずいてしまった方もいらっしゃったのですが、分かる方が教えてくれて・・コミュニケーションを取りながら解消できましたね。イベントの参加促しは、社内で使用しているＬＩＮＥ ＷＯＲＫＳを活用したり、朝礼で呼びかけたりしました。従業員数も多い会社のため、各拠点の推進員が協力して周知をすすめていきました。

ウォークラリー中に何か社内で変化や、エピソードはありましたか？

（参加者の皆様）今まで近いコンビニに行っていましたが、あえて遠いところに行くようにしたり、部署内でも電話を使わず色んな部署に顔を出して話すようにしたりと、本当こまめによく歩くようになりましたね。仕事中は出来るだけ階段を使うようにもしています。

お昼休みの時間には「今日はどこに行く？」と話したり、歩数を増やすために目的地を決めて、休憩時間を活用してみんなで歩いています。ウォークラリー前は、お昼休みの時間に外に出ることはあまり無かったですね。

私は普段子供がいるので、夜はなかなか難しいため、朝ひとりの時間を使って散歩しています。イベント期間中歩くようになって、寝落ちすることが少なくなったんです。これまでは夜すぐに寝てしまっていたのが、少し起きていられるようになりました。睡眠の質も良くなったのかな。体力も少しついたような気がしています！

何か数値で見える変化、効果はありましたか？

（参加者の皆様）アプリを活用するようになってから、肝機能の指標にもなっている、γ-GTPの数値が改善されました。これまでは基準値から外れていたんですが、ウォークラリーやアプリをきっかけに歩くようになり、お陰様で基準値内に改善することが出来ました。食事制限等は特にしていません。これまでは平均4,000～5,000歩だったのが、今では1日10,000歩は歩いています。このように自分が頑張った効果が数値で見えると嬉しいですね。

最後に今後の目標はありますか？

（担当：長谷川様）お陰様でアプリ、イベントの参加率は年々あがってきました。今回実施している健康チャレンジ企画を通して、今年度はイベントの参加率100％。歩数も平均8,000歩、喫煙率は平均数値※でもある30％代を目指していきたいと思います。
※令和元年 国民健康栄養調査より

保健師の長谷川様、健康づくり推進員の皆様を中心に、様々な健康チャレンジの企画を作られ実践している、トヨタモビリティ富山株式会社様。会社としてこのような企画を立ててくれているからこそ、自身の生活習慣を振り返る良いきっかけになっていると伺いました。今後も生活習慣病予防に繋がるよう、アプリを通してお手伝いできると幸いです。
トヨタモビリティ富山株式会社の皆様、ありがとうございました！